高級住宅では見せない収納が正解?納得の理由を徹底解説
#高級住宅#収納#見せない

query_builder 2026/09/21 デザイン

高級住宅の設計では、

「生活感を出したくない」

という要望をよく聞きます。

キッチンの家電を見せたくない。

冷蔵庫もできれば目立たせたくない。

日用品も見せたくない。

玄関には靴を出したくない。

リビングにも物を置きたくない。

その結果、収納をできるだけ扉の中に隠し、壁と一体化させるような設計が増えています。

確かに、生活感のない空間はきれいです。

私も、上質な住宅をつくるうえで「見せない」という考え方は非常に重要だと思っています。

ただし、

何でも隠せば、良い住宅になるわけではありません。

見た目を優先しすぎた結果、毎日の生活が面倒になってしまったら、それは本当に良い設計なのでしょうか。

今回は、高級住宅における「収納」について考えてみたいと思います。

 #インテリアデザイン #収納アイデア #家づくり #シンプルライフ #プライバシー

株式会社リバース
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お客様の理想を形にするための緻密な計画と施工を町田市で提供しています。リノベーション完了後も、長期にわたりお客様の快適な住生活をサポートする充実したアフターサービスを心がけています。
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〇町田事務所

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東京都町田市南町田2丁目6-1 キメタハウジング第9ビル 203

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電話番号:
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「収納は多ければ多いほどいい」でもない

注文住宅の要望を聞いていると、

「収納はできるだけたくさんほしい」

という話がよく出ます。

もちろん収納は必要です。

ただ私は、収納については単純に面積を増やせばいいとは思っていません。

例えば、大きなウォークインクローゼットをつくった。

大きなパントリーをつくった。

玄関には大容量のシューズインクローゼットをつくった。

図面を見ると、

「これだけ収納があれば安心ですね」

となります。

でも重要なのは、

収納が何畳あるかではなく、何を、どこに収納するのか。

こちらです。

収納する場所と使う場所が離れていれば、いくら大きな収納があっても使いにくい。

結局、よく使う物だけが外に出てしまうこともあります。

生活感を消したいなら、「隠す」より「動線」を考える

例えばキッチンです。

高級住宅では、LDKとキッチンが一体になった大空間も多く、キッチンそのものがインテリアの一部になります。

だから、

炊飯器。

電子レンジ。

トースター。

コーヒーメーカー。

調味料。

食品。

ゴミ箱。

こうした生活感のあるものを見せたくない。

そこで大きなパントリーをつくる。

考え方としては分かります。

ただ、そのパントリーがキッチンから離れていたらどうでしょう。

料理をするたびに何度も取りに行く。

使ったらまた戻す。

面倒になれば、結局キッチンカウンターの上に物が出るようになります。

つまり生活感を消すために重要なのは、

大きな収納をつくることではなく、「使ったらすぐ戻せる場所」をつくること。

私は、こちらの方が重要だと思っています。

家電を全部隠すと、本当に使いやすいのか?

最近は、キッチン家電を扉の中にすべて収納する設計もあります。

扉を閉めれば、非常にきれいです。

ただし、毎朝使うコーヒーメーカーまで、

扉を開ける。

使う。

片付ける。

扉を閉める。

これを毎日繰り返す。

人によっては全く気にならないでしょう。

でも、人によっては面倒になる。

だから、

「見せたくないから隠す」だけではなく、「どのくらいの頻度で使うのか」まで考える。

毎日使うもの。

週に何度か使うもの。

年に数回しか使わないもの。

同じ収納の中に入れる必要はありません。

住宅の収納は、使用頻度まで考えて設計した方がいいと思います。

冷蔵庫を隠すために、動線がおかしくなっていないか

高級住宅では、冷蔵庫をリビングやダイニングから見せたくないという要望もあります。

これもよく分かります。

キッチンのデザインをきれいに整えたのに、大きな冷蔵庫だけが目立つ。

確かに気になることがあります。

だから壁の裏側へ配置したり、パントリーの中へ入れたりする。

ただし、

料理をしている人。

飲み物を取りに来る家族。

買い物から帰ってきた人。

それぞれが冷蔵庫へどうアクセスするのか。

ここまで考えなければいけません。

見えなくすることを優先して、毎日の動線が長くなってしまったら本末転倒です。

「見えないこと」と「使いやすいこと」を両立させる。

ここにも設計力が必要です。

玄関収納も、大きければいいわけではない

玄関も同じです。

最近は大きなシューズインクローゼットを希望される方が多いと思います。

靴。

傘。

ゴルフバッグ。

ベビーカー。

アウトドア用品。

コート。

さまざまなものを玄関周辺に収納できるので、とても便利です。

ただ、大きなシューズインクローゼットをつくるために玄関そのものが小さくなってしまうケースもあります。

私は、これは少し考えた方がいいと思います。

玄関は、その家に入ったとき最初に感じる空間です。

特にこだわった住宅なら、

収納を1畳増やすことと、玄関の空間を豊かにすること。

どちらを優先するのか。

ここにも予算や面積の配分があります。

収納面積を最大化することだけが正解ではありません。

ウォークインクローゼットの「通路」も床面積

ウォークインクローゼットにも同じことが言えます。

例えば6畳のウォークインクローゼット。

数字だけ見るとかなり大きな収納です。

でもウォークインクローゼットには、人が歩くスペースが必要です。

つまり6畳すべてに物を収納できるわけではありません。

場合によっては壁面収納をきちんと計画した方が、床面積を効率的に使えることもあります。

「WICは○畳ほしい」

から考えるのではなく、

何を何着収納したいのか。

そこから必要なハンガーパイプの長さや棚の量を考える。

その方が、本当に必要な収納量が分かります。

高級住宅だからこそ「見せる収納」があってもいい

ここまで「隠す収納」について書いてきましたが、私はすべてを隠す必要もないと思っています。

むしろ上質な住宅では、

見せるものと、隠すものを明確に分ける。

この考え方が重要です。

例えば、

好きな本。

アート。

オブジェ。

ワイン。

食器。

趣味のコレクション。

こうしたものは、収納するのではなく、あえて住宅の一部として見せてもいい。

きれいな本棚を造作する。

お気に入りの食器だけを見せる。

廊下の一部をギャラリーのように使う。

その人の好きなものが見える住宅の方が、私は魅力的だと思います。

生活感をすべて消した住宅は、確かにきれいです。

でも、

その家族が暮らしている気配まで消す必要はありません。

ホテルではなく、住宅なのですから。

モデルルームのような家と、暮らしやすい家は違う

完成写真だけを考えるなら、物は何もない方がきれいです。

キッチンの上には何も置かない。

テーブルにも何もない。

棚にも物を置かない。

写真としては非常に美しい。

でも住宅は、撮影するためにつくるものではありません。

毎日そこで暮らします。

料理をする。

着替える。

仕事をする。

子どもが帰ってくる。

荷物が届く。

買い物をして帰ってくる。

生活すれば必ず物は増えます。

だから設計段階から、

「完成した瞬間」ではなく、「暮らし始めた後」を想像する。

これが重要です。

収納計画は、間取りの最後に考えない


間取りをつくって、

LDK。

寝室。

子ども部屋。

水回り。

それらを配置した後、

「余ったところに収納をつくりましょう」

という考え方では、良い収納計画にはなりにくいと思います。

どこで着替えるのか。

どこで洗濯するのか。

どこで干すのか。

どこで畳むのか。

どこにしまうのか。

買い物から帰ってきて、食品をどこへ運ぶのか。

宅配便を受け取った後、荷物をどうするのか。

つまり収納は、

「物を置く場所」ではなく、「暮らしの動線」の一部です。

だから間取りと同時に考える必要があります。


高級住宅ほど「生活を見せない設計」が難しい


住宅にお金をかければ、収納をたくさんつくることはできます。

大きなパントリー。

大きなWIC。

大きなシューズインクローゼット。

造作収納。

しかし、それだけで生活感が消えるわけではありません。

本当に重要なのは、

どこで使うのか。

どのくらいの頻度で使うのか。

どう戻すのか。

誰が使うのか。

そこまで考えることです。

そして、

隠すもの。

見せるもの。

すぐ使える場所に置くもの。

長期間しまっておくもの。

これらを整理して設計する。

生活感を消すために必要なのは、大きな収納ではなく、暮らしを理解した設計です。


「収納を見せない」は本当に正解?


最初の問いに戻ります。

高級住宅ほど、収納を見せない方がいいのか。

私は、

「見せないこと」が目的になってはいけない

と思っています。

目的は、きれいに暮らすこと。

そして、快適に暮らすことです。

毎日使うものまで無理に隠して暮らしにくくする必要はありません。

逆に、見せたくないものが自然に片付く仕組みは、設計段階できちんとつくっておく。

そして、その家族が好きなものは、あえて見せる。

隠す収納と、見せる収納。

そのバランスまで設計することが、本当の収納計画だと思います。

こだわった注文住宅を建てるのであれば、収納の「量」だけではなく、

その収納によって、どんな暮らしになるのか。

そこまで考えてみてほしいと思います。


株式会社リバースの注文住宅づくり


株式会社リバースでは、施主から要望を聞くとき、

「何畳のWICがほしい」

「大きなパントリーがほしい」

という言葉だけで設計を考えるわけではありません。

なぜそれが必要なのか。

何を収納したいのか。

どんな暮らしをしたいのか。

その背景まで整理したうえで、施主に合った建築家と家づくりを進めます。

そして設計だけではなく、造作家具やキッチン、素材、設備、外構なども含め、概算段階から工務店と予算を確認していきます。

注文住宅は、要望を全部詰め込むことが目的ではありません。

限られた床面積と予算の中で、

何をつくり、何をつくらないのか。

その判断も非常に重要です。

建築家の設計力。

工務店の施工力。

そして、施主の立場で家づくり全体を見る人間。

それぞれをつなぎながら、暮らし始めてからも「この家にして良かった」と思える住宅をつくる。

それがリバースの注文住宅プロデュースです。


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〇町田事務所

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東京都町田市南町田2丁目6-1 キメタハウジング第9ビル 203

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